ヤクルト1本で

基本的に飛行機が嫌いである。高所がニガテとかではなく、機内サービスでガッツリ起きているにも関わらずCAの連中にシカトされることが多いからである。

「チャンと頼めばいいじゃん」という意見もある。確かに通り過ぎたCAに(あえてCAさんとは言わない)、「あの、私も何か飲み物を貰ってもいいですか?」と声をかければ振り返りざまに「わかりました」とは言うし、白々しくしばらくして「お代わりはいかがですか?」と言ってくることもある。

別にがっついてコーヒーを飲みたくて言ってるわけじゃないんだよっ!何故オレを避けてスルーすんだよ?という意味での声がけなのだが、まあ自分でもヨレヨレのスーツを着たみすぼらしい中年男性である。しょうがないっちゃしょうがないかな、とも思う。貧乏はしたくないものである。

とまあ、飛行機のサービスをスルーされること自体は何となく自分で納得しているのだが、先ほどホールで味わった想いがまだ納得しきれない。せっかくの日曜日なのにジャグラーのシマでシコシコやってると、ファン感謝デーとか言って抽選箱を持ったお姉さんとヤクルトを持ったお兄さんが向こうの方からやってきて、やがて自分の番になった。

引いたクジは「ハズレ」。まあそれはいい。基本的にハズレな人生である。「残念でした」と隣の席に移動するのはいいが、気づくと私以外のほとんどの人がヤクルトを貰っているのである。うーん、飛行機のドリンクサービスと違い、引いたクジに「ヤクルト」と書いてなければもらえないのか、はたまた残念賞でみんなが貰えるものが貰えてないのか、微妙なところである。

だから、ヤクルトが飲みたくてダダをこねてるわけじゃなくて、何故38,000円も負けてる熱狂的なファンの私をないがしろにするのか、ということである。仮にドハズレでも「頑張って下さいね」とヤクルトの1本渡してもバチは当たるまい。

隣で可愛らしい女の子がひとケタ連を続けて一撃で3,000枚出している。多分、こういう子が2度目の抽選でテレビとかを当てたりするんだろうが、まあ世の中というのは不公平なものである。だからー、ヤクルト1本でクヨクヨしてるんじゃないんだよ。それこそ38,000円もあればハラが壊れるぐらいヤクルト飲めるじゃねえかよって話だよ。
















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