映画「コンフィデンスマンJP」 (※公開中)

コラー!元KAT-TUNの田口!テレビドラマの超名作「リーガルハイ」シリーズで”草の者”という重要な役として出演するという幸運を得ておきながら大麻でタイホとは、そういう意味じゃねえだろ、草の者って。ハハハ。

その「リーガルハイ」シリーズの脚本家が、今回の映画「コンフィデンスマンJP」と同じ古沢良太。コッチの方に力が入ってるようなので元々リーガルハイの続編の可能性は低かったのかもだけど、田口のせいで再放送すらも厳しくなったろうね。もー。

古沢良太という人は私は脚本家として非常に素晴らしいと思ってて、まずドラマの「相棒」をあれだけのコンテンツに押し上げたスタッフの一人だよね。元々は土曜ワイド劇場のよくあるコンビモノの2時間ものだったのに、ウィットとか設定とかで観た後に余韻を残す良質なドラマに押し上げた。

映画では「探偵はBARにいる」シリーズ。これは日本でハードボイルドが成立するということを証明したという偉業。大泉洋と松田龍平とのコンビの妙や、各作品のヒロインの魅力とか人物描写とか、あと作品の余韻ね、

そして「リーガルハイ」シリーズ。堺雅人はこの作品と「半沢直樹」と「真田丸」の主演という、俳優として最高に恵まれた人だと思う。リーガルハイを見てて堺雅人のセリフに魂が震えることが何度あったろう。スゴイ作品だ。

まぐれやハッタリでここまで傑作を世に出すことはできないので、やっぱり才能に溢れた脚本家だと思うのだが、正直、もっと時間をかけて才能を発揮して欲しいなあと思うのが、まあ今回のコンフィデンスマンだったりする。

主人公が長澤まさみを中心とした詐欺師だということは十分わかってて、観客は(どう騙してるんだろうな)と思いながら観てるので、言い換えればオチを待つだけの非常に退屈な時間が終盤まで続く展開になる。

長澤まさみと三浦春馬の恋愛の行方をドキドキして見守る観客などひとりもいないわけで、その時点で真ん中ヘンがごっそりと無駄な時間。あと、詐欺師集団が騙そうとしてる相手が「観客」なのね。その時点で少し醒める。

「スティング」は騙す相手がいて、それを観てる観客がついでに騙されて(あー面白かった)だけど、この映画は詐欺師集団のターゲットがはっきりしてなくて、「実はコッチの方がターゲットでしたー」って感じで観客を騙しにきてるのね。それで (わーやられたー)って程、オジサンは純粋じゃないのよ。

キャスティングは良いよね。こういうところで石黒賢が出てくるんだろうな、とか、テレビ版を観てた観客に対しての目配せも効いてる。どうせなら山田孝之も出して欲しかったが、出演者を観る楽しみはなかなかのものだ。

…けど、映画になると外国に舞台を移して大作感を出そうとするのはフジテレビ系の映画の悪いところよ。無駄に製作費を使ってるように思えるので、観客によってはチケット代を騙されて取られたと思う人もいるだろうね。

で、私は地元のシネコンで貯まったポイントで無料で鑑賞しているので、金銭的な被害はありません。ハハハ。












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