負け続けたい

ウチの母親話していたことには数年前、保険屋の口車に乗って、あと数年で払込が終わって保障が続くという保険から別の保険に乗り換えてしまったということである。たった数年ではあるが金融業界にいた私は(あー、あり得る話だなあ)と腑に落ちることもある。

金融業界というのは程度の差はあれ、お金の取り合いである。金を借りれば金利、預金を降ろせば手数料。銀行の取り分を減らせば顧客の利益に繋がり、契約者の利益を減らせば保険会社の儲けに繋がる。契約者にとって有利な契約を、保険会社に有利な契約に切り替えるよう、保険のオバサンに指示があったと想像するに難くない。

目先の現金に目がくらんだウチの母親の問題なので保険会社が悪いわけでないが、まあ親身になってくれてるという信頼性は息子の立場からすると全くないわけで、機会があったら乗り換えちまえ、とそう母親には言っている。

とはいえ保険というのは早く死んだら勝ち、というギャンブルである。掛け金が少ない若いウチに死ぬとか、掛けた直後にガンを宣告されるとかで大きなリターンを得られるが、こう考えればこんなに負けて嬉しいギャンブルもない。

もしものために、と小市民なりに無いところから必死に保険代を捻出し、結局、健康のまま老いさらばえて、結局長生きして払った金額の割には葬式代しか出ないじゃないか、と、それはそれで幸せなことだと考えて良いだろう。

ちなみに私も自動車保険にもJAFにも入っている。自動車保険のロードサービスを使えばJAFは不要と言えば不要。年間4000円なので出費は大きいと言えば大きいが、だからと言って(あー入っておいて良かった)と思う日がこないことを祈りつつ、保険とかJAFなどのギャンブルには負け続けたいと思う今日この頃である。

まあホントの金持ちはイザという時のおカネを持ってるから保険に入る必要がないし、付き合いで保険に入ればもしもの時にお金が入るし、そもそも保険台も屁とも思ってないし、まあお金持ちに生まれるに越したことないけどね。





ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

ナイス
ガッツ(がんばれ!)

この記事へのコメント