『火星の運河』(1926)

マニアの中では難解で通ってる作品だし、マニアでないとタイトルすら知らない短編だと思う。そもそも推理小説ではなく、幻想的で耽美的な表現と夢オチ。ただ、銀色の空と黒色の丸い沼、美しい女体。モノクロの風景の中で…赤が足りない!という世界感が好き。

怖い夢から覚めて恋人に見つめられるのだが、私はここまでも若い頃に見る夢のように思う。誤解を恐れず言えば若い男が悶々としている状態の時にこういう夢を見るものである。え?オレだけ?いやいやいや、江戸川乱歩もそういう夢を見てたってことでしょ?

江戸川乱歩自身は「苦し紛れに書いた」と言ってる作品ですが、私は大好きです。







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