テンピン万歳！

つい最近、自粛警察の話をした。自粛警察どころか警察が何がキライって、自分たちの価値観の中での正義を押し付けてくることだと書いた気がするが、今回の黒川検事長の賭け麻雀の件は、私はあまり黒川氏を責めないで頂きたいと思う。退職金は7,000万円？もっとあげて欲しいと思う。

コロナ禍の真っ最中に麻雀を打ってたというのは不謹慎だが、麻雀で千点100円という「テンピン」というレートは半ば「違法だが捕まらない」という共通認識なのである。著作権のあるDVDコンテンツを私的利用の範囲で楽しむとか、売春の禁止されてる日本でソープに行って捕まらないとか、堂々とパチンコホールで20スロコーナーやら1パチコーナーやらあるのは、そういうことだと思う。

これが100スロコーナーがあったら（メダル1枚100円）、警察がその瞬間にすっ飛んでくるだろうし、自衛隊が韓国とか中国に軍事攻撃を仕掛けたらさすがの安倍ちゃんもコラーと怒るだろう。

だいたい検事はクルマで何キロですっ飛ばしても警察にスピード違反で捕まらないってことはコッチだって重々承知しているのである。それを検事長がテンピンで麻雀打って退職金もなしの免職という制裁を受けたら、検察のトップですら罰を受けるほどの違法行為ということで警察が全国の雀荘に踏み込んでも不思議ではない事態になりそうだね。

緊急事態宣言が出た日にセクキャバで大冒険したヒーロー高井議員もそうだが、法に触れてないってことでいいと思う。法曹の最上位クラスの人間がテンピンで麻雀打ってんだから、そのレートなら問題無いってことでいいじゃない。この時期に三密行動してお騒がせしてサーセン、ってことで6,980万円ぐらいは退職金であげてもいいと思う。

何度も言うけど、テンピンなら問題ない、と法務省の刑事局長に言わせた功績はデカいよ、マジで。