志村けんを偲ぶ

外出自粛やらeワークやら、やってるとなんとかやれるもんだなあ。リアル貧乏だが時間貧乏な私はヒマを埋めるようにスロ屋に通っていたものだが思えばもう1週間ぐらいホールに行ってない。バイオリズムが悪い時に連日行くヘキがあるから、きっとこの1週間ぐらいはスロの調子がいい星座だと思う。調子が良い時に勝負をしないのが負け組の特徴だ。

しかしコロナねえ。志村けんの命も奪うとは恐ろしいなあ。はじめのウチは「大げさにならないように」「正しく怖がりましょう」などと煽り運転を続けるワイドショーに警鐘を鳴らす文化人も結構いたが、こうなってくると最初のウチから警戒していた人々の方が正しい対応であったと。

志村けんの訃報はショックだ。日本の芸能人で初めてのカミングアウトが大御所で良かったな、と最初はそう思った。チャラチャラした若手が感染したなら素行の悪さとか関係ないとこで非難され方向性がヘンな方にいくのがオチだと思ったが、まさかそんなに重いとは。

そしてまさか死んでしまうとは…。ホントは寡黙そうで、ホントにエロそうで。志村けんの関わるコントがホントに好きだった。演技力がないとコントは面白くないと思うが、その志村けんが山田洋二監督の映画で初主演、というのを待たずに他界かあ。日本にとって勿体ない話だよ。

もっと、どうでもいい人、例えばどうでもいいことに一生懸命な野党の議員とか、代わりにそういう人を…とも思うが、そういう人も含め、もしかしたら一定の年齢の人々の命の危険にさらされる危険性は更に増えるかも知れない。

春なのに、陽気な話がないねえ。何て歳だよ全く。