「マスカレード・ホテル」 (公開中)

最近、日曜の夜になるとパチンコ屋でしか過ごしてないという素っ気ない休日を上書きしたいという思いが働いて映画に出かけることも多いが、今日も地元のレイトショーでキムタクの「マスカレード・ホテル」を観に行った。

一応…ミステリーのつもりだと思うのでネタバレはしないように心がけるつもりだけど、何か言っちゃったら勘弁ね。いやー、でも1,300円でこれだけ楽しめるんだから優雅な休日だよ。パチ屋だったら3プッシュですぐだもん。

原作は東野圭吾ってこと。原作は読んでないけどきっと、アッと驚く結末から逆算した物語が進む系なんだろうな、と思いながら注意して観始めるんだけど、うーん、映画は有頂天ホテルをやりたいのかミステリーをやりたいのか、ちょっとよくわからないまま進んでいく印象。

やさぐれた感じのキムタクが潜入捜査でホテルマンになるって設定なんだけど、これは雑な感じな時とシャッとしたギャップが出た時が面白いんだけどね、…若い時のキムタクじゃないとそういう感じが出ないのかな?今だと斎藤工とかの方が良いなあとか思っちゃう。

髪の毛と身なりを整えても、キムタクはやさぐれた刑事の表情を、例のキムタクが難しい顔をしてる時の顔をしてるだけなんで、シャッとした感じが出てなくて、何か昔はカッコよかったっぽい疲れた銀行員みたいに見えちゃう。まあ、これは演出の問題だけどね。

最近邦画もよく観るんだけど、それは日本に住んでて日本のテレビとか映画とか見てるってことで楽しみに下駄を履かせてもらってる部分とかが多いからかな。その分余計に楽しめるならトクじゃんか、と。例えばこの映画の競演がきっかけで勝地涼と元AKBの前田敦子が結婚したって事実を知っててね、

(AKBでは不動のセンターだったのに、いい意味で脇役とか話をミスリードする役が多いよな。っておい、ダンナはどうしたダンナは…)って観てるんだけど、そのダンナが物語のホントの最後まで出てこないわけ。あとキムタクと言えば松たか子なんだけど(HEROと同じ監督ですな)、

この映画って松たか子が出るんだよな?もうゲストで出ちゃった?って思うタイミングのところまで出てこない。こういう楽しみ方は外国の方はできないよな。キムタクのHEROと言えば角野卓三の娘としてハリセンボンの近藤春菜をキャスティングした実績があるので、そういう楽しみ方をしよう、と。

だから海外で映画化されたり、無名の劇団とかでこの話をやっても多分、サッパリ面白くない。キムタクとか菜々緒とか生瀬勝久とか小日向文世とか前田敦子とか松たか子とか渡部篤郎とか、どの俳優が重要でどの俳優がなんちゃって出演なのか、見分けながら楽しむという楽しみ方である。

とは言え明石家さんまは、ホントムダもいいとこだけどね。映画のテロップに「明石家さんま」と出てる時に「え?出てた?」と思ってる時に後ろに映ってる人がさんまだそうで。こういうのはホントに意味がないね。

ってやっぱり長澤まさみなわけですよ。いやー、長澤まさみがこの映画の価値を上げてるんだから関係者は彼女に感謝した方がいい。凛とした美しさ。ホテルウーマンの佇まいとか、また最後の危機の際の美脚とか、エンディング付近の仮面舞踏会のキレイさとか、そりゃキムタクも松たか子から乗り換えるわ。

その松たか子も無意味に服の上から乳首がおっ立ってるんだけど、何か演出上の意味があるのかな?え?本筋に関係ないだろって?いやいや、本筋がザルでこういう細かい所に興味を集める作りの映画なんだからしょうがないべ。ストーリーとか演技を語る映画じゃなさそうだわよ。

カメラワークを優先する為か、本職のホテルマンが職場のドアを開けっぱなしで動き回ったり、長澤まさみも「ホテルマンが絶対やっちゃいけない」とか言った数秒後にそれをやってたり、まともに見てたら突っ込みどころは満載のこの映画。是非、やってるうちに皆さんも劇場でおつっこみ下さいませ。












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