『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』 (公開中)

新宿、歌舞伎町は旧コマ劇場、今は巨大パチンコホールのマルハンと併設されているTOHOシネマズ歌舞伎町にやって参りました。パチスロの師匠と一緒にエウレカのアニメ映画を鑑賞する為でございます、はい。

エウレカ?もうそりゃパチスロで相当貢ぎましたよ。ハズレの連続演出ばかり見てたのでピンクの髪の少女と胸毛のオジサンに撃墜されるだけのアニメだと思ってましたが、改心してチャンとアニメも各話、完走しましたよ。

その時の印象は概ね好意的な印象でしたね。アニメによる気流とか虹とかの表現とか、あとセンス良さげな音楽とか、エウレカという主人公?ヒロイン?その形態が回が進むにつれて変わっていくとことか、ね。良かった…

…と、映画となって身銭を切っている以上、今回はそんなに甘くないぞ。まず、説明過多と説明不足のバランス?このヘンがヘタよね。例えばさ、今回の主人公であるアネモネが所属している団体の説明をさ、何やら仲間ウチで説明し始めちゃうわけよ。これはさ、NHKに勤めている人が毎朝出社時に上司からね、

「我がNHKは日本の放送法に基づいて設立された放送事業を行う特殊法人であり…」なんて説明されるか?って話。全く赤の他人から問われて答えるとか、新聞記事とか壁に貼ってある理念とか、そういう風に間接的に伝える工夫ってのがいいやり方よね。で、反対に説明不足の部分が非常に多い。

これはエヴァンゲリオンとか宮崎アニメの悪影響なんだろうか、ね。仮想現実とかパラレルワールドとか、ワケのわからない物体を出しておいて何かを暗喩するやり方とか、あと小難しい物言いで煙に巻く訳知り顔さんとか、

「正解は見てる人の感性に委ねます」的な話ね。いやいやいやいや、やっぱり複線と回収とか、表現者側で表現したかったこととか意図とか正解とか、絵がすごい、女の子が可愛い、だけでなく、話も作ってもらいたいのよ。

いいたかないけど、幼女時代のアネモネとか、14~15歳ぐらいの設定?そのアネモネの身体とか尻とか太ももの造形の描写とか、この年代の女の子を非常に可愛く魅力的に描こうとしている努力とか熱意は認めるし、

観に来てる人の要求がそこにあるならそれが正解なんだろうけど、その熱意とか才能を、例えば匂いたつような色気の30代女性を描くことに費やしてみたり、あと、男でもいいや、七人の侍とかゴッドファーザーのような話とかはアニメで作れないものなのだろうか、と、鑑賞中に思ってしまう次第である。

アニメでジョーズとかジュラシックパークのような映画ないの?ダイ・ハードとかミッション:インポッシブルみたいなアクション映画は?江戸川乱歩の陰獣に真正面から取り組んでメチャクチャ妖艶な小山田静子を描いてもいいし、白髪鬼の大牟田瑠璃子との入浴のシーンを思いっきり官能的に描いてもいい。

とにかく中学生ならこれぐらいって感じの胸のふくらみのリアルさとか、その娘がSMチックに三角木馬にまたがって拘束器具で張り付けにされてるSMプレイを惹起するようなロボットの操縦方法とか…って、え?そんなこと考えながら見てるのってオレだけ?いやいやいや、メタファーでも何でもなく、そのまんまだと思う。

90分たっぷりかけて横溝正史の獄門島をキッチリ描き切る表現力だってあるだろうに、やっぱり仮想現実とかロボットとか幼女とか少女がいないとやっぱりダメかい?仮想現実っていってもさ、タブレットとかアプリとかAIとかアップルの耳そうめんとか、今ある最新の技術をサラッと取り入れてるのも返ってダサい。

冒頭のアネモネの主観の街を走るシーンも、きっと後半の複線なんだろうな、というギトギトさが、あんまり脚本としてがセンスが良いという感じではなく、もうちょっと何だ、人気の出たシリーズとキャラクターに依存するばかりでなく、キャラクターの中身とかやり取りとか、も少しお話として魅せて欲しいと思う。

まあ、楽しかったけどね。最近のアニメって迫力あるね。






2018年9月12日の日記を更新しました











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