バカのエリート

私が高校生時代に、友人に神妙な顔して打ち明けられたことがある。「正直言うとオレ…裏口なんだよね…」と。どうりでバカだと思ったが、親が権力とかカネを持ってるというのは大きな才能だ、と当時からそう思っていた。

英単語の数をいくつか多く覚えていたり、公式を数個多く知ってるからと言って社会に出てどれだけ役に立つだろうか。こっそりと私にそれを告げた友人はラルフローレンのポロシャツを身にまとい、リーガルのローファーを履きこなしている。裏口だからといって何をそんなに小さくなっているのか、と。

企業が望むのが意味があるかないかを問わず、言われたことを疑いを持たずに取り組む従順さだとすれば、黙々と机に向かって学力アップに励んできたことがひとつの選定の基準になるだろうが、まあ進学塾のテクニックとか裏口とか、もう学歴そのものも親が勝ち組かそうでないかで左右されることが多いんだと思う。

って、それが如実に出たのが文部科学省の局長が逮捕されたってニュースだよね。局長の子供の入試の点に加点したことが贈賄に当たったということだが、カネでなくとも贈賄になるんだぜ?ってニュースでございます。

ニュースとして問題としたいのは公正でない判断で公的な資金が流れるという点だと思う。大学側は文部科学省からの利権を不当に得ることを期待してやってることだから、カネだろうと点数だろうとこの点はマズイだろう。

ただ、文部科学省のエリートの子供なら、普通に成績も良かったんじゃないかな?大学側が恩を売ろうと思ったら、入試の点数が足りてようが足りていまいが、点数を足しておいたということにするんじゃないかな、と思う。

「別にこちらが点数を足してなくとも、お子さんが合格でしたよ♪」なんて言ったら便宜を図ってもらえないかも知れないからね。親としてはソッチの方が嬉しいだろうけど、それだと不当に利益を誘導してやろうとは思わないだろうから、やっぱ子供の方もバカだったと思うのが自然かな。

このニュースを詳しくは知らないけど、こういうことをしでかす人間はいくらエリートでもバカなんだから、バカの子供もバカだったということでね。てか見返りを匂わせて点数を貰うんじゃなくて、チャンとおカネを積んで点数を積んでもらえば良かったんだよ。ねー。ホントバカなことをしたと思ってるだろうね、バカなりに。










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