かくも悲しき人々

金曜日に年休をとって旅の途中の2日目。あまり意識していなかったが気づけば7月7日、七夕である。昨日は雨足が強まったので過度の移動を避けるために西伊豆のポンチャイ君の邸宅に突然お邪魔をし、今日再出発、

沼津・三島方面にクルマを走らせ、まあ毎年夏がくると寄っている通り道の全国チェーンに寄ってみると、郊外店というのに駐車場が満車。ウロウロと駐車場を停める為にクルマを巡回させるクルマも何台もあるぐらいだ。

夏休みの本番に楽しすぎて狂わないように、私自身もこの時期にドライブに出ることが多いが、そういや去年か何年か前に群馬とかでこのチェーンのホールに立ち寄った時も酷かった。千台あるのがウリのようだが、開店時に集まったのは千人以上。「ここまでの方の台はございますので押し合わないで下さ-い!」とかやってた。

つまり高設定がオイシイ台とか、クギがガバガバとか、そういう次元でなく、ジャグラーとか海物語とか、いつもは誰も打たないクソ台など、ある意味選択肢のないまま「空いてる台」に我先にと突入する人々の群れである。

全員全台、バカ出ししてたり、もし出なかった場合は店が補償してくれるというのならまだわかる。しかし現在、時に14時30分。ほぼ全台客が付き、立ち見まで出てる割には出玉はまばらである。確かに出てる台は出てるが、

全台埋まってれば設定1でもシブいクギでも出る台は出る。つまり20年以上パチ屋の養分として過ごしてきた私にはわかる。これは店が儲かってるだけ。客同士が互いのカネをブンどり合っているだけだと、私にはわかる。

7月7日はゾロ目。7月7日は出るはず。店に来たからには打たずには帰れない。勝つ確率が少しでも高い日に他人を押しのけてでも打ちたい。その気持ちは私にもわかる。長らく養分を続けてきた私には痛いほどわかる。

嗚呼。なんと悲しき人々だろう。7月7日。織姫と彦星が年に一度の鬼S〇Xを繰り広げる夏の初めのこの日に、僅かな可能性と期待収支というエサをチラつかされて蟻のように集まっている。かくも悲しき人々の群れ。

(今日は勝てるぞ!)と集まったその店の店長とか、別日に私のパチスロの師匠のような通常営業だろうが回収日だろうが出して帰っていくプロの為に、養分として集まっているここにいる皆さまに同情を禁じ得ないのである。

私?私はこの人たちの為に身を捧げる更なる養分である。7月7日を迎える前日の6日に旅ウチと称して4万円負けているし、たぶん明日8日も出涸らしとなったホールに旅ウチの最終日として大枚を叩くことになるだろう。

しかし今日は欲望を胸に集まった蟻のような、かくも悲しき人々を横目に見ながら、その店にある無線LANを利用して、この日記の更新に耽っている。今日、何人かが出した分はオレが補填する。養分の王。それがオレだ。

















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